お世話になったベッドを捨てたい

布団やベッド、敷きパッドや枕などの寝具は、家具の中では意外とローテーションが早いものではないでしょうか。ソファやチェストなどに比べ、廃棄したり、買い替えたりする機会が多いような気がするのです。それは、毎晩何時間もの間体重に押しつぶされ、汗を吸収し、日に干されればバンバンと叩かれるという、寝具の過酷な労働環境が原因の一つ。そして古くなって使用感が出てきたものは、家具のように“アンティーク”などと持てはやされることも無く、ただの“汚れてくたびれたもの”になってしまうから、です。お世話になった寝具を廃棄するときは、ものが大きいだけにやはり一苦労です。大型のゴミとして分類されてしまうので、普通のゴミの回収日には出せませ。もちろん中綿を引っ張り出し、布団袋のチャックを外すなどとすれば、燃やせるごみになります。しかし大抵の 場合は、粗大ごみの回収になるでしょう。布団だと粗大ごみ回収シールも1枚で済みますが、ベッドを廃棄するとなるとなかなか大変です。回収の分類は各自治体によって違うのかもしれませんが、私の住む街ではベッド一式を捨てる場合、ヘッドボードとスプリングマットレス、布団と3枚のシールが必要となっています。